Tailsバージョン3.7.1がリリースされ、プライバシーとセキュリティの改善が約束されています

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Tailsプロジェクト



Amnesic Incognito Live System(Tails)は、6月10日日曜日にGNU / Linuxディストリビューションのバージョン3.7.1をリリースしました。これは、以前のリリースよりもさらに安全でプライベートなものになることを約束します。 Tailsを実行しているマシンから送信されたすべての発信接続は、Torを経由するように強制され、システムが確立しようとする匿名でない接続をブロックします。主にUSBメモリスティックまたはmicroSDXCカードから実行されるため、Tailsは、ユーザーが特に要求しない限り、マシンにデジタルフットプリントを残しません。

リリースノートによると、このアップデートはTorブラウザをバージョン7.5.5にアップグレードし、Firefoxの重大な欠陥を修正します。また、Thunderbird 52.8も同梱されており、EFAILの問題をある程度軽減します。この修正により、OpenPGPキーがEnigmailにインポートされ、Linuxセキュリティの専門家が過去数か月にわたって暗号化された電子メールメッセージに関して行ってきた懸念のいくつかを克服するのに役立ちます。



ユーザーは、非ASCII文字を使用してスクリーンロッカーのパスワードを設定できるようになりました。その場合、特別なグリフを入力する方法が必要になりますが、そうしないと、物理的にアクセスできる攻撃者がロックされたマシンのパスワードを推測することがはるかに困難になります。



Tails 3.7.1には既知の問題がないため、この記事の執筆時点では確実にリリースされています。自動アップグレードは、現在オペレーティングシステムの次のバージョンのいずれかを使用しているユーザーが利用できます。



•3.6

•3.6.1

•3.6.2



•3.7

•3.7.1

現在これらのバージョンのいずれかを使用している場合は、重要なセキュリティ更新プログラムを利用するために、最新版のTailsに切り替えることをお勧めします。更新後、ユーザーはしばらくの間、さらに変更を加える必要があるとは思わないでください。 Tailsプロジェクトに関連するLinuxセキュリティの専門家は、次のバージョンは6月26日までリリースされないと発表しました。

ソフトウェアが長期的にどの方向に進むかを見るのは興味深いでしょう。開発者は、最終的には、Debianテストのローリングスナップショットに基づいてTailsを作成し、アップストリームの変更をすばやく反映できるようにしたいと考えています。

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